Flash Stage3D(Molehill) によるGPU対応について

image

先日リリースされた Flash Player 11 では遂にGPUによる描画がサポートされた。

Flashで複雑な2Dや3Dを使えることは大変喜ばしいが、描画処理が高速になったからといってFlashサイトが軽くなるわけではなく、問題はもっと深刻になりそう。

GPUの方が描画が高速とはいえ、実際の描画性能は再生されるクライアントマシンによって大きく左右される。

ネットブックなどのGPU性能では3D描画はきつい。ハイエンドマシンを想定したFlashをネットブックで再生するとどうなるんだろう。GPUが対応していない処理はCPUで肩代わりすることになるのだろうか。

どちらにしても、そんなFlashを性能の低いパソコンで再生した時には負荷率が100%になってブラウザが固まるに違いない。

これはFlashのStage3Dに限った話ではなく、WebGLでも同様の問題。

Flashデベロッパーは、Flash再生時にマシンスペックに応じて描画処理を最適化する必要性があるかも。
そうしないとFlash CS6あたりで簡単に3Dコンテンツが扱えるようになった場合、今よりもひどいFlash製ブラウザクラッシャーが横行することになる予感。

07. 10月 2011 von memo-log
カテゴリ: インターネット |

コメント

コメント投稿

Required fields are marked *