COMODO Firewall で Jupyter Notebook のファイアウォール通知を除外する方法

COMODO Firewall をインストールした環境で Jupyter Notebook を使っていると、ノートブック単位で毎回ファイアウォールの通知が出てしまう。

ファイル個別でアプリケーションとして認識するので、このフォルダ以下をまとめて「許可されたアプリケーション」として登録する。

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「設定 > ファイアウォール > アプリケーションルール」では直接、特定のフォルダ以下を指定したり、ワイルドカードなどでファイルを指定することはできない。

以下の方法で設定する

  1. 「ファイル評価 > ファイルグループ」 で 追加 > 新しいグループ で “Jupyter Notebook” とかいう名前のグループを作成する
  2. 作成した“Jupyter Notebook” グループを選択して 追加 > フォルダー で “C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\jupyter\runtime” を指定image
    こんな感じになればよい
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    フォルダで指定すると C:\Users\user\AppData\Roaming\jupyter\runtime\* となる。
  3. 「設定 > ファイアウォール > アプリケーションルール > 追加」 をする
    参照 > ファイルグループ > Jupyter Notebook を選ぶ
    ルールセットの使用 : 許可されたアプリケーション を選択して [OK] する
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    こんな感じで登録される
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  4. COMODO Firewall の設定画面を OK で閉じて設定を完了させる

 

Jupyter Notebook の Kernel を再起動してファイアウォールのダイアログが出ることなくカーネルがアイドルになれば成功。

念の為、Running中ではない他のノートブックも開いてスクリプトを実行して出力されるか確かめてみる。

ファイアウォールの許可設定がされていれば、出力される。

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21. 8月 2020 von memo-log
カテゴリ: プログラミング | タグ: |

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