iOSアプリの実機確認が無料で可能になったXcode 7 でUnityアプリをとりあえず動かす

今まで、Apple の Developer Program に年間11,800円の登録費用を払わなければならなかった、iPhone, iPad の実機確認が Xcode 7 から無料で可能になりました。

早速 Unity 5.2 と Xcode 7 で試してみました。

環境は以下のとおりです。

・MacBook Air Yosemite 10.10.4

・Unity 5.1.2p3

・Xcode 7

・iPhone 5 iOS 8.4

 

とりあえず、最小限の手順で実機確認できるか試してみます。Unity で適当にプロジェクトを作り、 iOS 用にビルドします。設定は特に変更せずデフォルトのままで、 最低限必要な Company Name と Bundle Identifier を設定するぐらいです。

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すると Xcode 7 が立ち上がるので、Unity で生成された Xcode 用プロジェクトを開きます。

“No matching provisioning profiles found” などと言われるので、Fix Issue ボタンを押して言われたとおりにサインインします。

スクリーンショット 2015-09-23 21.57.28

Apple ID のアカウント管理画面で iOS と Mac が Free となっているのが確認できます。

スクリーンショット 2015-09-23 21.56.24

Mac が正しく iPhone を認識していれば、 iOS Device のところに “○○の iPhone 5” という風に選択できるようになっているので選択しておきます。

この状態で再生ボタンを押すか、メニューの Product から Run すればアプリがコンパイルされて実機に転送されて勝手に実行されます。今までこの環境を揃えるのにお金がかかる上に、Android と比べるとかなり面倒だっただけに、それだけで少し感動します。

Unity Profiler と Xcode のプロファイラ上でも正しくパフォーマンス状況が取得できます。

iphone-unity

24. 9月 2015 von memo-log
カテゴリ: プログラミング, 携帯・スマートフォン | タグ: |

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